そんなんでいいのか？24時間テレビ。

■コンサバ感丸出しで進行するチャリティー番組。なのに夜中は物凄いお下劣なプログラムになる。でもこれもとても予定調和的に毎年同じような企画で進行する。このインターネット時代ムチャムチャ叩かれすぎているくらい叩かれまくっている偽善番組呼ばわりされていることは、局は認識していないのだろうか。32年もやっている歴史がある番組のはずなのに、実に切ない。ミュージックソンの方がしっかりチャリティー番組っぽい。すでに、現代に於いては、チャリティー番組は面白くする必要は無いのではあるまいか？娯楽をバラエティーをダラダラ流すプログラムであるならば、フジテレビのお祭り27時間テレビとなんら変わらない。それこそ資源の無駄遣い。確かに30年前は夜中に生番組をやるとか、夜中にタレントが沢山出演する番組が無かったので、もの珍しかった。しかし、テレビが面白く時代を引っ張ってきた時代、日本がバブリーに踊ってきた時代は確実に過ぎ去った現代において、すでにテレビが家族の時代のまん真ん中の面白い箱の役目は過ぎた。目的をハッキリと示した主張あるコンテンツを提供しないと国の文化とも云えるテレビジョン産業が終わってしまうんではないだろうか。益々最近のテレビ離れが加速する要因のひとつだ。本当に、地上波デジタル移行は、終わりの始まりになる。

ベスト・ヒット!日テレ55 [日テレ・スタンダード]