バラエティー番組の感想。

■バラエティー番組の、やっと最近ある程度の確信を持ってつまらなくなった自分なりの原因を何年かぶりの「上田ちゃんネル」のスペシャル番組24時間ぐらい番組」を観ていて判った。特に地方番組系(作り)みたいな小規模番組は、中の演者が増え、その人たちの内輪(ウケ)感が増強するとトホホなものになる。内輪の中で話を完結させる空気が流れ、観る側に話が漂ってこない。観る側に疎外感を与える。特にイエスマンが沢山いると観るに忍びない。
 このCSアサヒのオリジナル番組、上田ちゃんネル。当初は上田晋也古坂大魔王のふたりでやっていたラジオ的なだらだらでよかったし、面白かった。しかし、のちにゲスト(付き人?)だった浜ロンと桐畑トールがちゃっかりレギュラーになっていた。そうなってから観るのをやめた。正直、上田晋也古坂大魔王のふたりの掛け合いとしゃべりが秀逸だった。プロの話芸を感じていた。出演者を増やすことは、番組の幅を広めて多くの人を取り込む手法なのだろうが、それでは地上波とやっていることと同じではなかろうか?CSはCSで独自の番組で良いであろう。有料なんだし。地上波に追いつこうとか、同じレベルな番組にとか、そんな中途半端な番組見せられ位なら、観る側は地上波をあっさり観るだろう。
CSでのオリジナル番組の面白さはじっくりゆっくり番組が進むことだと思っている。「ゲームセンターCX」なんて大成功な番組だと思う。演者が有野ひとりっていうのがいい。
僕はラジオでもそう思うのだけれど、演者が増えるとつまらなくなるので好きではない。基本ひとりしゃべりなものがすきなのである。「モヤモヤさまぁ〜ず2」の面白いのは出演者が奇数人数だからかも?

上田ちゃんネル Vol.1 [DVD]

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