2本立て

■思わず観ちゃった悪魔の手毬唄iconあらためて観たのだけれど市川崑作品って、やはり
凄い。面白い。横溝正史原作の金田一耕助シリーズといえば犬神家の一族だと決めつけ
ていたで、公開当時は観ていなかった。1977年度ロードショーだからほぼ30年前の作品。
不思議とその30年という時を感じさせない。理由のひとつは、物語の背景が昭和は30年頃の
岡山の山奥って設定こと。もうひとつは角川映画全盛に市川崑監督が作りあげたと言わてい
る映像に影響を受けたであろう監督達が現在多く存在している事なのかな?と考える。
アニメまでにも似たような手法の映像を見かける。ヘタに古臭くなく見えしごく感動した。

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■もう一本は日本のいちばん長い日icon
YAWARAの後早朝5:00から放映だったのだけれどキチンと観ていなかったのでこの際、
ガッツリ観てやろうとしかと観劇してやった。昭和42年度公開で、東宝35周年の超大作。
東宝俳優オールキャストが出演していてエンターテインメント(とゆーには重い内容の作品
だけど)として存分に楽しめる。
ポツダム宣言から昭和20年8月15日の終戦の日の出来事。なんとなくは知っていたけれど、
終戦間際陸軍のクーデターのエピソードは大変興味深い。実際、青年将校達のクーデターが
成功して玉音レコードが見つかっていたら!みたいなSF作品ないのかな〜と単純に思った。
(別に右翼じゃないよ)ぜひ手元に残しておきたい1本。

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うぅ〜三船敏郎 萌え〜。